ADR研修会

3月30日に島根県総合労働相談・ADRセンター主催の研修会「弁護士・社労士が教える労働相談の実務~労働紛争の解決、訴訟を見据えた社労士の対応とは~」に参加しました。

依頼者が知りたいことは、労働紛争にかかる費用、期間、結果どうなるのか、ということであり、過去の判例を参考に想定される結果や負担を考慮し、費用が安く早期解決のできるADRを提案することで負担を減らすことができると学びました。

グループディスカッションでは、不当解雇を争う案件について、経営者と労働者のそれぞれの立場から依頼された場合を想定し、どのようなアドバイスをしたら良いか議論しました。

講師の佐藤 力先生(弁護士・社会保険労務士)から、弁護士と社労士の双方の視点をお話しいただきました。弁護士は裁判の結果が重要だが、社労士は経営者・労働者の業務や日常生活を考えたアドバイスができるのが強みとおっしゃり、多角的な視点をこれから意識していきたいと思いました。

島根県の社会保険労務士 糸原るい

島根県雲南市の社会保険労務士 糸原るいです。